ムドラー 印を結ぶ 指とカラダの連動

ムドラー【mudra】
「印」の意味。サンスクリットの「封印」が語源。象徴的な手印や仕草や体位で、エネルギーを閉じ込めて、活用するためのもの。
① 仏、菩薩等の悟りの内容を真言行者が観念する時、その表徴として、手指をいろいろの形に組む。 印を作る。
② (幻術使いなどが術を使う時に特別な手指の形をとるが、彼らがそのような動作をして姿をくらますことから) 姿を消す、逃げることをいう。
九字護身法【くじごしんぼう】
「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」の九字の呪文と九種類の印によって除災戦勝等を祈る。日本独自のもので忍者が使っていた。
指には全身をコントロールする機能があります。
脳につながる神経がたくさんあるので指を操作することで多くの効果が得られます。
4月から古武術を解剖学で紐解く勉強をしていて、いろいろなことがつながりつつあります。
ヨガ、バレエ、インド舞踊、古武術、忍法、etc
これらでも指を効率的に使うのが秘訣です。
いろいろやってきたからこそわかったことです。
かれこれ20年以上ヨガをやっています。
インドに住んでいたおじいちゃん先生にハタヨガを習ったあと、インドのアシュラムでヨガ修行3年。
アシュタンガは週5で1年間シャラに通ってマイソールとレッドクラスを受けました。(コロネで中断)
ホットヨガはまもなく2000回に到達します。
バレエは26年間続けています。
バレエでは足の指をメチャクチャ使いますが、ここでは手の指の話をします。
バレエのキツネの指も効率の良い連動の秘密が隠されています。
手の指というと思い出すのですが、インド大使館で2年間インド舞踊のバラタナティアムを習っていました。
アメブロに書きましたが、消したかも。。。
このバラタナティアムというのは世界最古のダンスの1つであり、バレエの原型になったと言われています。
バラタナティアムではハスタ(手の型)がたくさんあって、そのカタチと意味を覚えなくてはなりません。
プシュパプタ、カットゥヴァー、ヴァラハ。。。花小箱、玉座、イノシシ。。。といった具合です。
なかには指がちぎれそうでピクピクするようなものもあります。
それをやりながら足でリズムを刻んで表情を作って振り付けの順番をこなすのでバレエより難しいです。
私は先生がインドに帰国されたので辞めてしまったのですが先生とは今でも連絡をとりあっています。
先生は奥さんと娘さんが二人いるオジサンなのですが、細くてしなやかで少女のような人です。
秘密は。。。菜食、少食かもしれませんが、もしかすると、指。。。かもしれません。
指の連動は、今の解剖学の師匠のところでその意外な効果を知りました。
指を使えば筋トレいらず。
カラダの動きが劇的に変わります。
バラタナティアムを習っていたからこそわかりました。
人生にムダはないですね。
忍法も調べてみようと思います。
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